2020年を振り返って~COVID関連

2020年は変化の年でした。

変な年でもありました。

少し似ています。


こんな形で、地球全員に影響が及ぶ形で、変化が起きるとは思っていもみませんでした。

あと一年くらい経てば、これまでのような騒ぎは収まる、と聞きました。

しかし、完全に元には戻らないでしょう。

予防ができるようになり、薬で治るようになっても、マスクをして距離を取り、大人数での会食は避ける人がいなくなるとは、少なくとも現状では思えません。


集まって話をする、という基本的な社会生活が脅かされる、というところが一番の衝撃的な部分です。

一人で家にいることが奨励されています。

そうです、ボッチ&引きこもりの時代です。

生まれるのが早すぎたか・・・


それはともかく・・・


仕事はオンラインで、コンサートもオンラインで。

アレクサンダー・テクニークのレッスンもオンラインです。

誰もがこの変化に対応していく必要があります。

中にはチャンスと捉える人もいるかもしれませんが、大部分の人が途方に暮れているでしょう。


無理やりこじつけ風ですが、社会全体がアレクサンダー・テクニークのレッスンを受けたかのように、新たな方向性を与えられ、予想もつかない変化が始まってしまった、という感じがしないでもありません。

変化が始まってしまうと止められない、どのように変化するかもわからない。

その辺も似ているような気がします。


できることは何でしょう。

アレクサンダーのワークで言う、望みをはっきりさせることでしょうか。

今この瞬間に、何を考えるか、を選択することでしょうか。

今のところ、有効な答えは見つかっていません。

しかし少なくとも、2021年に最も時間を割いて考えるべきことではあるでしょう。

 

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カマーラ選手の骨盤が揺れていた

卓越したバランス能力を見て以来、注目しているアメフト、ニューオーリンズ・セインツのランニング・バック、アルヴィン・カマーラ選手。

先週、現地12月26日の試合で6つのラッシング・タッチダウンを決めました。

これは1試合のタッチダウンの史上タイ記録だそうです。

 

Alvin Kamara Celebrates Christmas by Scoring TDs & Breaking Records | NFL 2020 Highlights - YouTube

 

映像を見ていて、走っている時はもちろん素晴らしいのでしょうが、立って他の選手と祝福している時に、カマーラ選手の骨盤がぶら下がっているように揺れているように感じました。

そう感じた時の動画が見つからないのが残念ですが。


普段からバランス・ボールの上に立っているような感じ、でしょうか。

筋肉がモリモリと付いているとは思いますが、肋骨と骨盤の間が柔らかそうで、しかも長く感じられます。

カチコチに固まって短い自分とは正反対です。

バランス・クッションの上に立てない原因もこの辺にありそうです。


立っている姿は魚を連想させます。

頭があって、その下全部がゆらゆらと揺れている、そんな感じです。

走っている時、相手選手が捕まえようとしても、ヌルヌルとすり抜けています。

あまり力強さは感じません。


運動科学者の高岡英夫さんは著書「『究極の身体』を読む 身体の中心はどこにあるのか」で

それは人類がそのむかし魚だったことです。

www.ultimatebody.jp

と書いています。

まさにカマーラ選手は魚のように、相手選手の間をすり抜けていきます。

 

いきなり魚は無理でも、少しずつ背骨から骨盤まで、ユルユルと揺れるようにしていきたいです。

 

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映画「羊と鋼の森」

ピアノの調律師が主人公、ということで、「羊と鋼の森」という映画を観てみました。

原作は同名の小説だということです。


映画『羊と鋼の森』予告

学生時代に伝説の調律師が学校のピアノを調律するのに立ち会った主人公が、調律師になり、いろいろな人との出会いで成長していく、という物語です。


調律師を主人公とした物語と言うと、「ピアノのムシ」というコミックに親しんでいます。

「ピアノのムシ」は「羊と鋼の森」とは逆で、主人公は腕は一流だが昼間からほろ酔い、というタイプです。


映画だとコミックとは違い、実際に音が変わっていくのを楽しめるかと思いましたが、なかなかそこまではいかなかったです。

ただ、伝説のピアニストも登場して、ピアノの音は全体的には悪くなかったと思います。

劇場で観れば、また違った感想になったかもしれません。


勉強になったことは、調律をする時に音叉を使ってA=440hzで合わせる、ということです。

以前、ピッチを半音近く高く調律されたピアノを聞いたことがあります。

少なくとも音叉が基準とは思えませんでした。

その時、弦楽器や声楽の伴奏には厳しいのではないか、と感じたのを覚えています。

調律師は最大限、プレイヤーの希望を叶えようとするそうです。

だとすると、持ち主の希望だったかもしれません。

 

 いずれ原作も読んでみたいです。 

羊と鋼の森 (文春文庫)

羊と鋼の森 (文春文庫)

 

 

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バジルさんから受けたい"響きについて"のレッスン

もしバジル・クリッツァーさんのレッスンを受けるとしたら、どんなことを見てもらいたいか、よく想像します。

普通にピアノを弾いて、自分が思ってもみなかったことを指摘してもらって、解決法を探るのもよいです。

もっとベーシックなアレクサンダー・テクニークのレッスンも魅力的です。

座って指を鍵盤に置くまで、のような。


どんなレッスンでも成果がありそうです。

しかし、もしかすると他のアレクサンダー・テクニークのレッスンでも学べることかもしれません。

バジルさんが他のアレクサンダー・テクニークの教師と圧倒的に違うところは、響きに関する理解、だと思います。


何度読んでも学べるバジルさんのブログに、学生時代に「耳を鍛えてもら」った経緯が書かれています。

 

また、ロイド先生がいちばん最初に徹底的に教えてくれたことも、とても財産になっています。

それは、「響いている音とはどんな音か」、ということ。

習い始めて最初の2〜3ヶ月、レッスンでやったことは、音の響きを理解する、自分もそういう音を出せるようにする、ということだけでした。

 

basilkritzer.jp


これはとてもうらやましいです。

正直なところ、動画などでも「響きが変わった」とコメントされていても、自分ではよくわからない時がしばしばあります。


そこで、自分が響きが良いと思っているピアノや声楽の録音を持って行って、響きに関するコメントをいただく、というレッスンはどうでしょうか。

映像を観ていただいて、動きと響きの関連を解説していただく、というのも良いかもしれません。

自分の響きに関する理解が進むような気がします。

もっとも、年齢的に可聴範囲が狭まっていて無理だった、という可能性は否定できませんが。


もしかすると、ブログやツイッターではできない毒舌解説が聞けるかもしれません!

でもやっぱり、もったいないかな~

 

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バジルさんによるピアノ演奏レッスン動画シリーズ

日本一(世界一?)著名なアレクサンダー・テクニーク教師のバジル・クリッツァーさんによる、ピアノ演奏のためのレッスン・シリーズが始まりました。

 

一気に見たので、すっかり夜更かししてしまいました。

管楽器のレッスン動画と比べて、よりアレクサンダー・テクニークの観点から見られるのがよいです。


ピアノ・レッスンの場合、正面からの映像がなかなか難しい、という点があります。

しかし、シリーズで投稿してくれそうな感じなので、今後の変化も楽しみです。

 

お一人目

youtu.be

youtu.be

 

お二人目

youtu.be

 

一番の学んだことは、もっと動いてもよい、ということです。

楽譜も楽器も動かないので、つい固まってしまいがちです。

鎖骨や肩甲骨を含めた、腕全体が必要なだけ動けるように、頭と脊椎の関係を良くしていきたいです。


あとは自分がしていないと思っていることをしていないか、を観察することでしょう。

それが困難だからレッスンを受けるわけですが。

しかし、何とかやっていきたいです。

財力が乏しい独習者には、必要なことです。


お一人目の方がレッスンで弾かれているのは、ベートーヴェンのいわゆる「エロイカ変奏曲」です。

良い曲ですね~

早速、自分でも試してみました。

他人のオモチャが欲しくなるパターンです。


しかし残念ながら、自分にはまだ難しすぎて、楽しく遊べるオモチャではなかったようです・・・

 

以前、初見演奏の能力を高めるのに最適、というようなことを聞いて、変奏曲集の楽譜は取り揃えてあります。

一通り弾いてみてわかったことは、初見演奏の能力を高める前に、もっと高めなければならない能力がある、ということでした。

残念ながら、今も状況はあまり変わっていないようです。

 

でもいつかはチャレンジしてみたいです。

 


Evgeny Kissin Beethoven Eroica Variations Op 35 piano

マスクをしていると息を吸い上げてしまう

マスクをして歩いている時、階段や上り坂で少し苦しくなると、つい息を吸い上げてしまいます。

これはたぶんマスクをしているから起こることではないか、と思います。

視界の端で、マスクが上下するのが見えるからです。

マスクの上下を大きくすれば、息がたくさん入るはず、と連想してしまうのでしょう。

同時に鼻の穴にマスクがペタッと着く、というのもあるでしょう。

これらはマスクをしているための弊害と言えます。


実際は、空気は一度は鼻の上まで上がりはしますが、肺の方に下がっていきます。

吸い上げようとすると身体が伸び切って、逆に空気がたくさん吸えなくなり、さらに吸い上げようとする悪循環になります。

加えて、背中を反って狭くしてしまいがちです。


実際、気が付いたら止めれば良いことです。

しかし、何かよい対策はないものでしょうか。

ヒントでも、と思い検索してみましたが、あまり困っているアレクサンダーテクニークの関係の方はいらっしゃらないようでした。

ええ、自分で考えるのが面倒なだけです。

当面、今まで通り呼吸は身体に任せる、という方針でやっていくしかないか・・・

良いアイデアが浮かぶのを待ちましょう。


それはそうと、マスクをしていると鼻の中の汚れは少ないでしょうね。

どうでも良いですが。

 

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太ももが細くなった

ここのところ、太ももが細くなってきた気がします。

歩いていなければ、老化による筋力の衰え、が心配されますが、恐らく歩く時に脚の筋肉より体幹の筋肉を使えるようになっているのだと思います。

細く感じるほど緊張がなくなってきた、ということでしょう。

これはうれしいです。


ヒザのお皿の上にあった筋肉の固まりがなくなりました。

鉄板が入っているようだった、ももの横側の筋肉も気が付けば太い針金くらいになっています。


減量ができた、という面もあるでしょう。

試しに昨年までよく履いていて、パンパンだったズボンも勇気を出して履いてみました。

何と少しだけ太ももの部分がだぶついています。ヨッシャ!

しかしウェスト部分はキツキツです。

これを履いて外出するには、もう少し減量する必要があります。残念!


歩くというと今でも、つい脚の筋肉に注目してしまいます。

ヨチヨチ歩きの赤ちゃんは脚の筋肉をほとんど使わずに歩いています。

触ったことはないので推測ですが。

あの歩きを目指したいです。

 

次はボコッと固いふくらはぎがスリムになるといいです。

ふくらはぎは足首を動かしたり、固定したりする筋肉です。

こちらも少しずつ変わっていくのではないかな、と期待しています。

 

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