カマーラ選手の骨盤が揺れていた
卓越したバランス能力を見て以来、注目しているアメフト、ニューオーリンズ・セインツのランニング・バック、アルヴィン・カマーラ選手。
先週、現地12月26日の試合で6つのラッシング・タッチダウンを決めました。
これは1試合のタッチダウンの史上タイ記録だそうです。
AK’s Day ⚜️ #Saints | 📺: @NFL
— New Orleans Saints (@Saints) 2020年12月26日
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Alvin Kamara Celebrates Christmas by Scoring TDs & Breaking Records | NFL 2020 Highlights - YouTube
映像を見ていて、走っている時はもちろん素晴らしいのでしょうが、立って他の選手と祝福している時に、カマーラ選手の骨盤がぶら下がっているように揺れているように感じました。
そう感じた時の動画が見つからないのが残念ですが。
普段からバランス・ボールの上に立っているような感じ、でしょうか。
筋肉がモリモリと付いているとは思いますが、肋骨と骨盤の間が柔らかそうで、しかも長く感じられます。
カチコチに固まって短い自分とは正反対です。
バランス・クッションの上に立てない原因もこの辺にありそうです。
立っている姿は魚を連想させます。
頭があって、その下全部がゆらゆらと揺れている、そんな感じです。
走っている時、相手選手が捕まえようとしても、ヌルヌルとすり抜けています。
あまり力強さは感じません。
運動科学者の高岡英夫さんは著書「『究極の身体』を読む 身体の中心はどこにあるのか」で
それは人類がそのむかし魚だったことです。
と書いています。
まさにカマーラ選手は魚のように、相手選手の間をすり抜けていきます。
いきなり魚は無理でも、少しずつ背骨から骨盤まで、ユルユルと揺れるようにしていきたいです。