非常に胴体の長いアメフト選手
以前ある女性が「胴体が長く見えるから嫌だ」と話していたのを聞いたことがあります。
アレクサンダー・テクニークの話をしている時だったでしょうか。
そんなものですかね。
私なら今「胴体が長いね」と言われたら、身体全体を長く使えてると勝手に解釈して、丸2日くらいは上機嫌で過ごせると思います。
そんな数少ない胴長ファンならほれぼれと見てしまうのが、クリスティアン・マキャフリー選手(Christian McCaffrey、略してCMC)です。
米国プロ・アメリカン・フットボール、サンフランシスコ・フォーティーナイナーズに所属しており、ポジションはランニングバックです。
Christian McCaffrey Top Plays of the 2022 Season - YouTube
以前も紹介したアルヴィン・カマーラ選手と同じポジションです。
渡されたボールを敵陣に運ぶお仕事です。
もちろん、年俸約16ミリオン・ドル(1ドル130円として20.8億円)を稼ぐからには190cm、100kgの大男たちが全力で止めに来るのをかいくぐらなければなりません。
ずば抜けた身体能力の持ち主ばかりで、当然ながら身体全体を長く使っている人ばかりの中に入ってもCMCの胴体の長さは目につきます。
少し骨盤を前傾させているような気もしますが、その分お腹を長く使えているように感じます。
動画では脚を掴まれても、すり抜けていくシーンは随所に見られます。
骨盤を取り巻く筋肉がとてもゆったりしていて、それが腰に腕を巻かれても振りほどける要因になっているかもしれません。
筋肉の量は多いでしょうが、立っている時は腹筋がユルユルに見えます。
いつでもコチコチの私とは正反対です。
でも、もし自分がCMCのようになっても
「脚、短いね」
と言われてしまうんだろうなあ。
元々、長くはないのですが。