鏡の中のスメアゴル
スメアゴルをご存じですか?
映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに出てくる、少し気持ちの悪い生き物です。
大抵は悪役でも憎まれ役でも、コアなファンがいるらしいですが、スメアゴルだけはそういうファンも少ない、と聞いたことがあります。
誰からも嫌われる、正真正銘の悪役です。
そのスメアゴルなのですが、なぜか風呂場の鏡の中にいたんです。
いやあ、びっくりしましたよ。
あの誰からも愛されないスメアゴルが風呂の鏡の中にいるなんて、思いもしませんでした・・・
スミマセン、それ私でした・・・
間違えちゃった・・・
冷静に考えて、やせているし、髪の毛はないし、共通点はあります。
似てはいないことを祈りますが、きっとその表情にスメアゴルを見たのだと思います。
実は曇りがちな鏡を専用のクリーナーでゴシゴシ拭いていたのです。
なかなかきれいにならない鏡を磨く手についつい力が入って、スメアゴルの表情になってしまったのでしょう。
外見がスメアゴルに似ている、と言われるのは、もちろん喜ばしいことではありませんが、まああり得るところです。
人によってどう見るか、というのは違いますからね。
以前、映画「宇宙人ポール」の主人公ポールが私にそっくり、と言って、私のことをポールと呼んでいる人がいました。
まあ、似ていなくもないです。
有名なスメアゴルさんに似ているのはまあ良しとしましょう。
問題は、知らないうちにあの独特なスメアゴルの表情になってしまっているかもしれない、ということです。
ピアノに向かっている時もきっとそうなっているでしょう。
その他、携帯電話の小さい文字を見ている時や、台所に立っている時もかなり可能性が高いです。
何かうまくいっていない時にスメアゴルの必死な表情になっていないか、まず立ち止まって観察していきます。
まあ、似た者同士で仲良くやっていきますよ。
スメアゴル「YASUO、愛しいシト」
・・・やっぱり、止めておきます。