野球少年(中1)に様々な提案をしました
以前、腰が痛い、と相談を受けた中学一年生の野球少年に、ようやく会うことができました。
聞けば、昨年11月に軽いぎっくり腰になっていたそうです。
野球をしている時になったということですが、ほどなく良くなり、現在は特に痛みはない、とのこと。
中学生でぎっくり腰とは!
辛かったでしょうね。
会ってすぐに、施術的なものを期待していたのか、いきなりうつぶせに寝られてしまいました。
今回、会うにあたって一番気を付けたのは、腰が悪い、治す必要がある、身体に欠陥がある、というメッセージを送らない、ということです。
原因は日々の生活にある、と伝えたかったのです。
なので、施術は全くしませんでした。
やったのはいろいろな考えの提案です。
立つ時、座る時、そしてキャッチャーとしてしゃがむ時など、いつもとは違う考えでやってみる、ということ。
バジルさんの腰痛エクササイズも見よう見まねでやりました。
本当は背中をギュッとするのを止めるのが大切なのでしょうが、親や教師にあれやれこれやれ、と日頃言われている中学生には難しいでしょう。
メッセージがどのくらい伝わったかはわかりません。
色々な考えがある、ということだけでもわかってくれれば、素人教師としては十分です。
それにしても実際に会ってみて、若者の筋肉の柔らかさに驚きました。
まあ、当たり前と言えば当たり前なのですが。
仕事でたくさんの大人の身体に触ってきましたが、いくら柔らかい人でも若さには敵わない、と感じました。
今後、大きなケガなく野球を楽しめてくれれば、それに増す喜びはありません。
また会う機会があることを望みます。
その時には、自分自身ももう少し変わっていると良いのですが。