スピポロ、こと「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」
ショパンにアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ、という曲があるのですが、普通は何と略すのでしょうか。
私は勝手にスピポロ、と呼んでいます。
とても気に入って、ハンドルネームなどに使っていました。
「もう使われています」という表示は出たことがないので、きっとスピポロと呼んでいる人は、他にいないと思います。
「スピポロって何?」と聞かれると、(滅多にありませんが)得意げに「ショパンのアンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズの略だよ」と答えたものです。
大抵「ふ~ん」と言われるだけで、哀しいかな、興味を示してくれません。
スピポロはともかく・・・
ピアノの左手がうるさい、という目下の一番の問題の一つに、最も直面する曲の一つが、ポロネーズの前に置かれている「アンダンテ・スピアナート」です。
スピアナートとは音楽用語では滑らか、という意味です。
英語だとleveledとかsmoothのようです。
なので左手は速いアルペジオを滑るように弾かなくてはなりません。
いや~素晴らしいですね。
どうしたらこんな風に弾けるのか。
後半のポロネーズも躍動感があります。
私が弾くと、トンネルの中で工事をしているようになります。
メロディはいつも、はるか彼方で鳴っています。
夜想曲第2番と同じ感じです。
困ったものです。
ゆっくり弾いていくしかないのですが、最近は背中と、特に骨盤と股関節が深く関わっている、と観察しています。
指も重要ですが、それ以上に背中が変わらなければ、改善しないでしょう。
スピポロをどうぞよろしく。
こちらからは以上です。