コミック『違国日記』に創作のヒントが書かれていた

『違国日記』は、小説家の叔母、槇生(まきお)と暮らす、両親を事故で亡くした女子高校生、朝(あさ)の物語です。

 

違国日記 6 (フィールコミックス FCswing)

違国日記 6 (フィールコミックス FCswing)

 

 

第6巻の最初のエピソードで、高校の軽音楽部に所属する朝が詩作にチャレンジしています。

試しに創った詩を、言葉を扱う専門職でもある槇生に見せるが・・・というエピソード。

その中に、創作の核心のようなセリフがありました。


きっと褒めてもらえると思った朝は、槇生の微妙な反応に困惑します。

そして、槇生のアドバイス

そうだな・・・死ぬ気で・・・殺す気で書く
死ぬ気で、打ち、鍛え、研いで、命をかけて殺す、そういう作業

とビギナーにはなかなか難しくも、本質に迫るものでした。

 

www.shodensha.co.jp

(ちょうどこのエピソードの前半が「お試し読み」していただけます)


やはりプロのアドバイスは厳しいです。

さすがに女子高校生には、何のことかよくわからなかったでしょう。

槇生さんは、仕方なく「語彙が足りない」と追加したりしています。


私もこのブログでは、ぴったりした言葉が見つからないなあ、と思いつつ、「打ち鍛える」ことなく、終わらせています。

朝さんと同じです。

しかし、タフな作業ということはわかります。

上手くいったかは別にして、音楽を創る時にやったことがあります。

きつくて辛くて、めげそうになりました。


あと、槇生さんが「メッセージ」という映画を観ることもすすめていました。

そう言われたら、観るしかありません。

www.youtube.com

E.T.』や『コンタクト』にも通じる、地球外生命体との話です。

面白い映画でした。

私にはどちらかというと「言語習得という概念」(槇生)というより、とてもスピリチュアルな事柄を扱った話に思えました。

音楽も良かったと思います。


「打ち鍛える」か・・・

来年の目標にしよう!(今日からやろうよ・・・)

 

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