"押し下げ"の決定的瞬間を捉えました

いつも、知らない間に重力に負けてぺしゃんこになっております。

といっても、ほんの数ミリでしょう。


ところが昨日、そのぺしゃんこになる瞬間をとうとうキャッチしました。

ほんの数ミリですが、エレベーターが下り始める瞬間のようにはっきりと下がっていました。


アレクサンダー・テクニークのレッスンで、教師に「今何をしましたか?」と聞かれる現象です。

誓って何もしていません、というのが定番の答えです。


その瞬間はやはりピアノを弾いている時でした。

ピアノは最高の学習のツールです。もし、ピアノが好きならですが。

長年テクニークに取り組んでおりますので、難しいと思える箇所には押し下げが起こらないよう、最大限の上向きの方向を考えます。


ググっと下向きの方向を観察したのは、その難しいと思える箇所を過ぎた直後でした。

ほんのわずかだとは思いますが、ものすごい圧力でした。

誰かに引っ張られるようにも感じましたが、やはり自分で習慣的にやっていることなのでしょう。


未熟な部分ばかりクローズアップしてしまいますが、その中でも少しずつ進歩しているようでよかったです。

「やってしまっていることを止めること」は難しいですが、やってしまっていることが少しでもわかれば、止めるのはずっと楽になります。


実は、まだ捉えたのは2~3回です。

これからは、テクニークを使い続けることも学んでいければ、と思います。

 

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テクニークの未熟さを身に染みた

しばらく一緒にいると、どうも調子が悪くなる人がいます。

いつもではありませんが、その後一人になると、倦怠感や頭痛がしたりします。

最近また機会があったので、今回は自分を見失わないように、最大限自分に働きかけました。

結果は、残念ながら、あまり良くなかったです。

きっと相手もそれだけパワフルなのでしょう。


それを考えると、アレクサンダー・テクニークの教師はすごいな、と思います。

レッスンでは、目いっぱい自分自身を押しつぶしている私にも影響されないパワーを持っている、ということです。

それもやっていることは考えることだけ。


傾向として、相手を何とかしよう、と思ってしまいがちでした。

自分では自分のことしかできない、と何度も言い聞かせました。

しかし、常に考えが相手の方に向いてしまいました。

他者を観察をしながら、自分の方向性に気を配る、というのは、なかなか習得することが難しそうだと実感しました。


教師の卵の方の一人に、上向きの力が物凄く強い人がいました。

前に立つとベテラン教師以上に、こちらの上向きの方向性が強くなったものです。

そこまで行くのは難しいかもしれません。

自分なりにできる限り、鍛錬していきます。

 

ショッピングモールにあった整体の出店

ショッピングモールのエスカレーター脇のスペースに、珍しく整体の店が出ていました。

いつもは洋服などを売る店が出ていることが多い、小さなスペースです。


偶然、整体師さんがクライアントに「お店にはお客様が来なくて」とぼやいているのが聞こえてしまいました。

このご時世ですので、わざわざリスクの高い、接触を伴うサービスを受けるのは心理的に抵抗が大きいことでしょう。

アレクサンダー・テクニークのレッスンもその一部に入ってしまうかもしれません。

厳しいですね。


しかし同時に、街角でアレクサンダー・テクニークのレッスンが受けられたらどんなに良いだろう、とも思いました。


以前、上野学園大学の学園祭でアレクサンダー・テクニークの「ワンコイン・レッスン」が開催されていました。

 

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素晴らしいです。


こういう催しが、音楽の専門家だけでなく、一般の人も受けられたら、どんなに良いことでしょう。

「膝が言うこと聞かなくて・・・」ではなく、「自分が膝の痛みの原因」という考えが一般的になる必要がありますが。


しかし、そんな考えが一般的になる前に、健康食品を販売している大手メーカーから大きな妨害があるかもしれません。

誹謗、中傷、あめあられ。

まあ、そこまで脅威になれるのなら、逆に凄いことなのでしょうけれど。

 

右ひざの痛みで目が覚めました

トホホ・・・寒くなってまいりました。

ただでさえ節々が痛くなる季節でございます。

 

診断されたわけではありませんが、症状は坐骨神経痛に近いと推測しています。

太ももの裏の筋肉が付いている、膝の下あたりの内側がピリピリと痛みます。

太ももの裏の筋肉、ハムストリングスを動かしているのは、坐骨神経です。


直接の原因は恐らく、骨盤のずれでしょう。

シュッシュッとずれを戻す方向にさすってあげると、少し痛みが和らぎます。

上手い人がやるとどうかはわかりませんが、自分でやってもしばらく経つと痛みが復活します。


経験上、骨盤は大抵の人がずれています。

ご心配なく。

20代の人でほぼ、ずれていない人が1人だけいました。

恐らく、骨盤だけの問題ではないでしょう。

 

私の場合は、全体がねじれて固まっています。

身体と心は切り離せない、とすると、心のねじれと固まりもほぐしていく必要があるかもしれません。


少しずつ全体が変わっていくようにして、できれば健康食品には頼りたくないものです。

 

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「創造的な時間」はとても霊的だった

滅多にないことなので、しみじみと思い出しています。

 

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 身体のことに注意を向けていながらも、起きたことはとても霊的でした。

アレクサンダー・テクニークのレッスンではよく起こることです。

残念ながら、自分にはあまり起こらず、他人のレッスンを見ている時が多いです。


こういう体験があると、「人間は霊的な存在である」という言葉がぐっと真実味を帯びて、受け入れられるような気がします。

「目に見えるものは、すべて幻なのだよ」・・・


今日弾いていて思ったのは、実際は気が付かないだけで、もっと頻繁に「創造的な時間」を過ごしているのかもしれない、ということです。

現状は、ピアノを弾くだけでも目一杯で、ほんのたまに身体のことを考えている程度です。

やはり、ピアノの技術が上がった方が有利でしょう。


ただ、はっきりと覚えている比較的長めの「創造的な時間」は、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受け始める前でした。

なので、ちょっとしたきっかけで行為の質が全く変わってしまう、ということを理解していませんでした。

それでも、その時間ははっきりと訪れました。


もし次回、同じようなことがあった時に、もっと精密に身体に起こっていることを観察できるようになっていたいです。

 

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久々に「創造的な瞬間」を体験しました

再放送されているアニメ「ピアノの森」に触発されて、モーツァルトソナタを弾いていたら、久々にあのアーティスティックな瞬間がやってきました。

ピアノは下手なままなのに、音楽が流れだして、モーツァルトとコンタクトを取っているかのような感覚です。


運動選手などには「ゾーンに入る」という言い方をする人もいます。

アスリートでもあるアレクサンダー・テクニークの教師、ロイ・パーマーさんは好んで「ゾーン」という言葉を使っています。

 

 

楽家はあまり使わないでしょうか。

しかし、毎回こんな風に弾けるのなら、技術の向上などそれほど興味がなくなるかもしれない、と思いました。


予想通り、再現はできませんでした。

なので、その時に何を考えていたか、思い出そうと努めました。

 

いつもと同じく頭と脊椎について考えて、最近流行りの背中の方向性を考えていました。

呼吸をするのに、胴体全体が参加するように、と考えていた気がします。

身体全体が高い位置にあり、ピアノや譜面がいつもよりわずかに下に見えていたと思います。


馬鹿馬鹿しいと思いつつ、あの独特の体験をなぞろうとしてしまいます。

やはりモーツァルトが良かったのでしょうか。

いつも弾くたびに、自分の音楽センスのなさを実感させてくれるモーツァルトが。

 

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お腹が垂れ下がってきた

ここ2~3日、ポッコリお腹が少し垂れ下がってきているようです。

心底どうでもいいことですが、大きな進歩です。

少しやせてきたのでしょう。

見た目はアレですが、進歩は進歩です。


何ということはなくて、少し食事を減らしただけです。

人生で食事制限をしたのは初めてです。

何事も経験、と試しにやっています。


動画や映画などで食事のシーンが映ると少しイラっとします。

「炭水化物ばかりでよくないよ!」

「野菜を一日400g採らないとガンになりやすくなるよ!」

イラっとしている自分が笑えます。


しかし、きっとピークは越えたはずです。

そこで意を決して、体重を計ってみました!

切れていた電池を交換して・・・

体重を計るのは、いつもプールで、というのが習慣でした。

最近、プールはご無沙汰です。

予約しないと入れません。


8か月ぶりです・・・ドキドキ・・・

結果は、COVID-19以前と比較して9kg増というところでしょう。

腹と太ももの内側(歩くと擦れるようになった)だけに9kgの脂肪が付いている、ということです。


正直に言うと、10kgかな・・・

これからどのくらいの期間で、どれくらい減るか、こまめにチェックしていきます。


お腹が垂れ下がっているのも、オジサンっぽくて悪くはないですけど。