テクニークの未熟さを身に染みた

しばらく一緒にいると、どうも調子が悪くなる人がいます。

いつもではありませんが、その後一人になると、倦怠感や頭痛がしたりします。

最近また機会があったので、今回は自分を見失わないように、最大限自分に働きかけました。

結果は、残念ながら、あまり良くなかったです。

きっと相手もそれだけパワフルなのでしょう。


それを考えると、アレクサンダー・テクニークの教師はすごいな、と思います。

レッスンでは、目いっぱい自分自身を押しつぶしている私にも影響されないパワーを持っている、ということです。

それもやっていることは考えることだけ。


傾向として、相手を何とかしよう、と思ってしまいがちでした。

自分では自分のことしかできない、と何度も言い聞かせました。

しかし、常に考えが相手の方に向いてしまいました。

他者を観察をしながら、自分の方向性に気を配る、というのは、なかなか習得することが難しそうだと実感しました。


教師の卵の方の一人に、上向きの力が物凄く強い人がいました。

前に立つとベテラン教師以上に、こちらの上向きの方向性が強くなったものです。

そこまで行くのは難しいかもしれません。

自分なりにできる限り、鍛錬していきます。