"押し下げ"の決定的瞬間を捉えました
いつも、知らない間に重力に負けてぺしゃんこになっております。
といっても、ほんの数ミリでしょう。
ところが昨日、そのぺしゃんこになる瞬間をとうとうキャッチしました。
ほんの数ミリですが、エレベーターが下り始める瞬間のようにはっきりと下がっていました。
アレクサンダー・テクニークのレッスンで、教師に「今何をしましたか?」と聞かれる現象です。
誓って何もしていません、というのが定番の答えです。
その瞬間はやはりピアノを弾いている時でした。
ピアノは最高の学習のツールです。もし、ピアノが好きならですが。
長年テクニークに取り組んでおりますので、難しいと思える箇所には押し下げが起こらないよう、最大限の上向きの方向を考えます。
ググっと下向きの方向を観察したのは、その難しいと思える箇所を過ぎた直後でした。
ほんのわずかだとは思いますが、ものすごい圧力でした。
誰かに引っ張られるようにも感じましたが、やはり自分で習慣的にやっていることなのでしょう。
未熟な部分ばかりクローズアップしてしまいますが、その中でも少しずつ進歩しているようでよかったです。
「やってしまっていることを止めること」は難しいですが、やってしまっていることが少しでもわかれば、止めるのはずっと楽になります。
実は、まだ捉えたのは2~3回です。
これからは、テクニークを使い続けることも学んでいければ、と思います。