10月のピアノ - 経過と展望
10月はここ数か月の傾向と同じく、ピアノの技術よりも、技術の元となる身体に関する探究が進みました。
身体が変われば、求めるべき技術も変わるでしょう。
ひとしきり身体が変わった後で、グーンとピアノの技術も上がることを期待しています。
とはいえ、どちらも日ごろの鍛錬を積み重ねるしかありません。
バランスは難しく、予定通りにいかないことも多いです。
10月はフォーレの舟歌第6番とベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1~3番をメインの曲と定めていました。
途中は、どちらも熱心にさらえば弾けそうに思えるナイスな選曲、と思ったのですが、
残念ながら月半ばを過ぎるとあまり弾かなくなってしまいました。
正直に言うと、今、先月の記事を見て思い出しました。
完全に忘れていました。
選曲もまた、難しいものです。
11月は先日も書いた通り、モシュコフスキの練習曲作品72の第13番を弾いていく予定です。
モシュコフスキも2020年7月くらいから始めて、第1,3,6,8,11,14番などを弾いて少しずつ慣れてきました。
いずれ「火花」や「スペイン奇想曲」などもチャレンジしてみたいです。
まだ1曲もまともに弾けないですが。
あとは、大きな声では言えないですが、2020年の残りはショパン「前奏曲集」作品28に取り掛かろうと思っています。
ピアノの技術の向上、という意味では、もう少しで弾けそうな曲をやった方が好ましいのでしょう。
しかし、なぜか燃えないのですよね~
そういう性分なので、回り道でもいきなり敵陣の本丸に突撃したいと思います。