居心地の悪さの追求
今、ピアノを弾く時に、居心地が悪いことを目指しています。
背中の方向性を変え始めたので、バランスが変わっているはずだからです。
以前バジル・クリッツァーさんが「楽だけど居心地が悪い、は良い兆候」というようなことを言っていたと記憶しています。
まさに今、それをやっています。
逆に居心地が良い時は要注意です。
以前のコーディネーションに戻っている可能性が高いです。
まあ、言うのは簡単ですが、実際には10分のうち、1分くらいしか観察できていません。
それもかなり楽観的な予想です。
元に戻らないようにするのに一番効果があるのが、「上手く弾こうとすることを止める」ことです。
それ無理っス・・・
2小節くらいは続けられます。
それ以降は惰性です。
残念ながら「ピアノ、上手いね」と言われたい欲求に負けてしまいます。
奴隷です。
若い人ならすぐに新しい考えを採り入れられるのでしょうね。
ええ、年のせいです。
逆に言うと、この年だから、アレクサンダー・テクニークの考えを採用しないと進歩できないかもしれません。
ガムシャラに弾いても全然変わらないですから。
オジサンでも進歩できる、そう信じてやっていきます。