ブックコース終了
私が通っているBODY CHANCEというアレクサンダー・テクニークの学校に、ブックコースがあります。
学校には通わず、メールでやりとりする、いわゆる通信講座ですね。
アレクサンダー・ブックコース | BODY CHANCE
https://www.alexandertechnique.co.jp/procourse/book/
どなたでも受講できます。
昨年秋から受講して、この度ようやく最初の講座が終了しました。
F.M.アレクサンダーの"Use of the Self"から第一章「テクニークの進化」が題材でした。
授業料を振り込むと日本語訳の冊子が送られてきて、二週間に一回課題に答えていく、というシステム。
最初は「本は一人で読むものでは?」とその効果を疑問視していたのですが、どうしてどうして、非常に勉強になりました。
その要因は
・課題について一週間考えられる
・自分が回答を提出した後の一週間で、他の受講者の回答が読める
という2点にあったと考えます。
何しろアレクサンダーの文章が独特で日本語でも読みづらい上、考えと身体について文章にしているので、何度も咀嚼しないと頭に入ってきません。
一つの課題について何度もテキストを読み、一週間抱えることで自分なりに理解は深まったと思います。
他の受講者の回答が読めるのは、それ以上に収穫がありました。
何しろ、アレクサンダーの文章以上に理解できないのです!
「この人は一体何を言っているのだ・・・」の連続です。
自分もきっとそう思われていたことでしょう。
イエーイ!
いわゆるテストと違い、課題自体が一つの正解を書かせることを意図していないので、ある程度は仕方がないです。
しかし、同じ文章を読んでも人によりこれほど考えが違う、ということを体験する機会はなかなかないと思います。
先生は大変でしょうね。
別に宣伝がしたくてこの記事を書いたわけではないのです。
実は、最後の課題が本当に辛かった、と記録したかっただけなのです。
当初「いくらでも書けそう!楽勝!」と思っていたのですが、締め切りが迫っても全く筆(キーボード)が進みませんでした。
書けない時に使うテクニックを全部使い、奥の手の神頼みならぬアレクサンダー・テクニークも使って、最後のお願い!
たった1,200文字なのに・・・ああ、辛かった・・・
次があれば、早めに備えたいと思います。