スキルの有る人とない人
アレクサンダー・テクニークのレッスンを受ける人を強引に二種類に分けるとすると、
・アレクサンダー・テクニークを使って、スキルを上げたい人
・持ってるスキルに、アレクサンダー・テクニークを使おうとする人
になると思っています。
似ているけど、そのスタンスは微妙に違うように思います。
もちろん、この二種類には無限にグラデーションがあるでしょう。
どっちにも当てはまるという人も多いと思います。
私は完全に「スキルを上げたい人」です。
何をやっても上手くいかない。
八方ふさがり。
何も持っていない。
失うものもない。
やぶれかぶれなところを、アレクサンダー・テクニークに救われた、というタイプです。
なので、もう過不足なくスキルがある人がレッスンを受けて、「果たして新しいアレクサンダー・テクニークに基づいた考えを自分のスキルに取り入れるべきか、取り入れないべきか」と考える人がいるとは、夢にも思いませんでした。
まずアレクサンダー・テクニークの考えを使ってスキルを上げよう、と考えていた自分には、その思考回路そのものが理解できませんでした。
いやはや、いろいろな人がいるものです。
自分もそういうスキルがあればなあ、と思います。
全く違うアレクサンダー・テクニークの世界が見えることでしょう。
ともかく、私はアレクサンダー・テクニークのスキルを上げていくことにしましょう。
「何にでも使えるツール」ですから。
まったり行きます。