映画「ピアノの森」を観ました

アレクサンダー・テクニークは関係ないのですが・・・


久々にお金を払って、アニメの映画を観ました。
https://www.amazon.co.jp/dp/B06XH7NCTW

 

映画 ピアノの森

 


もう連載は終わっていますが、私が今一番お気に入りのクラシック音楽関連のコミックです。

https://www.cmoa.jp/title/2383/


一ノ瀬海君のピアノを聴いてみたい!

是非とも聴いてみたい!

すごいだろうなあ~(子供か!)

 


この映画の売りはやはりアシュケナージのピアノでしょう。

アシュケナージって、(海のライバルの)雨宮修平タイプでは?」と一瞬思ってしまいましたが、やはり素晴らしかったです。

あのショパンソナタ第3番の終楽章を映画館で聴きたかった。


ストーリーはほぼ原作コミックと同じです。

セリフも尊重されていて、初見なのに阿字野壮介先生の「犬は飼ってないしな」も一緒に言えました。

うれしかった(子供か!)

 

クラシックファンにとって一番違う点は、コンクールの課題曲がモーツァルトソナタ第2番 K280から、第8(9)番 K310に変更になっていた点でしょう。

 


ソナタ第2番は、実はこのコミックで初めて知りましたが、とても難解な曲です。

音符はそれほど多くないですが、私などはどうやって弾いたらよいのか、皆目見当がつきません。

それだけに一ノ瀬海君がユニークな演奏を繰り広げたことを想像できる余地があります。

 

 

Krystian Zimerman play Mozart Sonata No 2 in F Major, K 280 1978 Deutsche Grammophon

(音が綺麗!しかも全然難解に聞こえない・・・おかしいなあ・・・)

 


しかし、イ短調のK310はたくさんの録音がある、とても有名な曲です。

しかも内容的に小学生にはとても難しい曲だと思います。

どうしても名演奏と比べてしまうし、コンクールの課題曲には、少しキツイのではないかな~

 


アシュケナージはやっぱり上手いので、十分楽しめましたが。

コミックは勝手に頭の中で演奏させられて楽しい、という面もあります。

 


ようし、モーツァルトを練習しよう!

小学生たちに負けないように!