ハイドン:ピアノ・ソナタ全曲演奏開始
何の脈絡もなく、毎日2~3曲ずつハイドンのピアノ・ソナタを弾いていくことにしました。
全54曲終わるでしょうか?
途中で「これ以上弾いても・・・」と思ったら、次の楽章に行ってもよい、というルールがあるので大丈夫です。
なので「全曲」というのは謳い文句というか、願望です。
以前に1曲ずつさらっていた時に、楽譜の索引に簡単な印を付けてあるので、今見比べるのが楽しい、というのもあります。
〇とか△とか、お気に入りには◎がついています。
「難」と書いてある曲もありますね。
今弾くと、随分感想が違って面白いです。
ハイドンのソナタ集は、カルメン・ピアッツィーニさんがArte Novaというレーベルに録音したものがお気に入りです。
一般的にはブフビンダーやオルベルツといったドイツ系の名ピアニストが弾いた録音のほうが評価が高いでしょう。
ピアッツィーニさんのハイドンの良さは、ハイドンの音楽を心から好きなんだなあ、というのが感じられるところです。
Hob XVI:6のメヌエットのような、一見なんでもない楽章が生き生きと表現されています。
ピアッツィーニさんはアルゼンチン出身で、現在はドイツで教鞭を取っておられるとか。
日本で「ハイドン・ソナタ全曲演奏チクルス」があったら、手持ちのCDを全部売ってでも行きたいですけどね~
(ピアノがまとめて聴けるのはこの動画くらいでしょうか。ハイドンの動画はマスタークラスのものがあります)