ピアノで弾くベートーヴェンの弦楽四重奏曲

ピアノ・ソナタ同様、名曲揃いのベートーヴェン弦楽四重奏曲

ピアノ・ソナタ全集か、弦楽四重奏曲全集のどちらかのCDボックスをプレゼントしてくれる、となったらかなり迷うでしょう。

もちろん、演奏にもよりますが。

ソナタのほうが曲数は多いですが、よく聴く好きな曲の数となると同じくらいかもしれません。


弦楽四重奏曲はルイス・ウィンクラーという19世紀の人が編曲したソロ・ピアノ版の全集が残っています。

現在出版しているところは、残念ながらないようです。

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後期の作品を中心に、少しずつプリントアウトして弾いてみよう、と計画しています。

さて、どうなりますか。

まずは12番かな~後期の作品はどれも甲乙つけがたいです。

ケンカしないように、順番に弾いていこうと思います。


ピアノ・ソナタを弾いていると、弦楽四重奏曲を思わせる四声の部分があったり、弦楽四重奏曲を聴いていると、ピアノ作品を思わせるリズムカルな部分があったりします。


モーツァルトを弾くにはオペラを学ばなければ」とか「バッハを弾くにはカンタータを学ばなければ」とか言われたりするように、ベートーヴェンもピアノ作品と室内楽作品がリンクしているように思います。


難しいのは緩徐楽章でしょうか。

コラール風の四声の美しいハーモニーは、なかなかピアノではサウンドの密度を維持できないかもしれません。


バッハのサラバンドなどはたまにやりますが、オルガンの音色で弾いてみるのもよいかもしれません。

電子ピアノも最近はいろいろな機能があるのがうれしいです。

 

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