アルゲリッチの上半身の動き

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あまり気を付けたことがなかったのですが、アルゲリッチの上半身はかなりダイナミックに動いています。

冒頭の、両手でオクターブの速い動きで顕著です。


必要があれば、自分もここまで動かせるでしょうか?

かなり難しいです。

身体全体の柔らかさが、やはり必要だと痛感します。


普段は、どちらかというと水平方向の回転を使っているかもしれません。

横にずれて動かないよう、無意識に固めていたかも。

そうなると、ピアノを弾くことが身体の固さに繋がっていた可能性があります。

それは辛いですね。


名案を思い付きました!

ブルレスケを弾いてみれば!(←弾けません)


このリヒャルト・シュトラウスのブルレスケは、有名なピアノ協奏曲と比べれば傑作とは言い難いと思います。

しかし、アルゲリッチベルリン・フィルが演奏すれば、「ちょっと弾いてみたいかも」と思ってしまうほど、素晴らしい曲に聞こえます。


アルゲリッチのピアノの美しい響き、弾力のあるリズム感。

そして、ベルリン・フィルは、トゥッティでは合唱のような倍音すら聞こえてきます。

ティンパニクラリネット他、ソロも名手ばかり。


ベルリン・フィルハーモニーにも、いつか行ってみたいですね~


 

R.シュトラウス:ドン・ファン

R.シュトラウス:ドン・ファン