体幹内操法と空気の出入り
先日、ボディマッピングの本「音楽家なら知っておきたい「からだ」のこと」をヒントに、
脊椎(首-背骨-骨盤)が長くなって空気が入ってくる派
から
脊椎が長くなって空気が出ていく派
に転向しました。
何だかマリア・カラス派からレナータ・テバルディ派に転向したような気恥しさがありますな・・・現実は元からテバルディ派ですが。
www.youtube.com(何度聴いても背筋が寒くなる「トスカ」のラストシーン)
歌手の好みはともかく、転向したお陰で様々なことが変わっています。
妙にこだわってしまうところがあるわりには、素直に宗派を変えられた自分に少しびっくりしています。
身体は簡単にはついてこないのが、もどかしいところではあります。
転向したことで、以前、体幹内操法の本「動く骨(コツ)」を読んだ時に、「呼吸についての考えはあまり納得できないな」と感じたことを思い出しました。
それは、著者の栢野忠夫さんも「脊椎長くなって空気が出ていく」派だったからです。
体幹内屈伸操作Ⅰ≪レッスン1≫.AVI
https://youtube.com/watch?v=__1b7u3HlJc
この操作をしている時に空気の出入りがどうなるか、というのが著書にもあります。
呼吸は、伸展時に鼻から吸って、屈曲時に口から吐きます。
(第2章 三つの体幹内基本操作より)
動画の動きでいうと、骨盤が後傾(伸展)する時に空気が出ていく、ということでしょう。
それならボディ・マッピングの考えと重なります。
上手く説明できませんが、なんかすっきりしました。
繋がっていくとうれしいですね
良かった良かった。
これに関連して、「ラジオ体操の深呼吸」をどう考えるか、ということに発展していくのですが、それはまたの機会に。