体幹内操法と空気の出入り

先日、ボディマッピングの本「音楽家なら知っておきたい「からだ」のこと」をヒントに、

脊椎(首-背骨-骨盤)が長くなって空気が入ってくる派

から

脊椎が長くなって空気が出ていく派

に転向しました。 

yasuoalexander.hatenablog.com

 

何だかマリア・カラス派からレナータ・テバルディ派に転向したような気恥しさがありますな・・・現実は元からテバルディ派ですが。

www.youtube.com(何度聴いても背筋が寒くなる「トスカ」のラストシーン)


歌手の好みはともかく、転向したお陰で様々なことが変わっています。

妙にこだわってしまうところがあるわりには、素直に宗派を変えられた自分に少しびっくりしています。

身体は簡単にはついてこないのが、もどかしいところではあります。


転向したことで、以前、体幹操法の本「動く骨(コツ)」を読んだ時に、「呼吸についての考えはあまり納得できないな」と感じたことを思い出しました。


それは、著者の栢野忠夫さんも「脊椎長くなって空気が出ていく」派だったからです。


体幹操法の基本の動きに「体幹内屈伸操作」があります。

 

体幹内屈伸操作Ⅰ≪レッスン1≫.AVI

https://youtube.com/watch?v=__1b7u3HlJc

 

この操作をしている時に空気の出入りがどうなるか、というのが著書にもあります。

呼吸は、伸展時に鼻から吸って、屈曲時に口から吐きます。
(第2章 三つの体幹内基本操作より)

 

動く骨(コツ)―動きが劇的に変わる体幹内操法

動く骨(コツ)―動きが劇的に変わる体幹内操法

  • 作者:栢野 忠夫
  • 発売日: 2004/12/01
  • メディア: 単行本
 

 

動画の動きでいうと、骨盤が後傾(伸展)する時に空気が出ていく、ということでしょう。

それならボディ・マッピングの考えと重なります。


上手く説明できませんが、なんかすっきりしました。

繋がっていくとうれしいですね

良かった良かった。


これに関連して、「ラジオ体操の深呼吸」をどう考えるか、ということに発展していくのですが、それはまたの機会に。