「跳んだら見るな」信頼するということ

「跳ぶ前に見よ、跳んだら見るな」

誰が言ったかはわかりませんが、好きな言葉です。


跳ぶ前には、普通見ます。

何事も準備は大切です。

そして跳んだら、普通は見ないです。

そうです。

映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』の最後の関門です。

「自分の価値を証明するために、ライオンの頭から跳べ」

www.youtube.com

どうです?跳んだら見ていない、です。

跳ぶ前もあまり見ていませんが・・・

まあ、ヤケクソな状況ではあります。


自分は跳びながらいろいろ見てしまっているなあ、とよく思います。

ピアノを弾いている時でも、今まさに弾く音のためにしなければならないことをせずに、一瞬前のプレイについて、常に大反省会です。

そんなことしても、どうにもならないのはわかっているのですが。


そして「こんな状況はいつから続いているのか」「いつまで続くのか」「どうすれば良いのか」と、今この瞬間からどんどん離れていきます。


今この瞬間に生きる、とは、何が起こってもよいと自分を信頼することと同じでしょう。

自分を信頼することは、果てしなく難しいです。

特にピアノを弾いている時は。


マイケル・J・ローズさんはこう言っています。

信頼したいなら信頼をつくり出さなければならない。

私は信頼を作り出すことを学んだ。だから、信頼している。

そして

あなたがあなた自身を信頼するとき、すべては変化する。

とも。
(『幻想から覚醒へ』第6章 信頼のパワーより)

 

幻想から覚醒へ――マイケルと若き友人たちとの対話

幻想から覚醒へ――マイケルと若き友人たちとの対話

 

 幻想から覚醒へ マイケルと若き友人たちとの対話 / マイケル・J・ローズ


ピアノは自分にとって、信頼を作り出すために最適な道具でしょう。

少なくとも、自分を信頼していないことを常に体験できるのですから。


そしていつの日か、信頼を作り出すことを学び、すべてが変化する時もきっと体験できることでしょう。

 

Only in the leap from the lion's head will prove his worth.

 

 

yasuoalexander.hatenablog.com