クラシックのフルート奏者が観る、イアン・アンダーソン
最近、ジェスロ・タルという昔のロックバンドの動画を懐かしくてよく見ています。
日本では、無名でしょう。
プログレッシヴ・ロックに分類されるのでしょうか。
今聴くと、ロックよりカントリーっぽく聞こえます。
ヴォーカルの節回しが、こう言っては何ですが、田舎っぽい感じだからかも?
若い頃によく聴いて、押し入れの中を探せば、恐らくLPが数枚残っていると思います。
なぜ急に聴きたくなったか、というと、バンドのヴォーカリストでフルートやギターも奏でるイアン・アンダーソンと、同姓同名の野球選手が新人として出てきたからです。(どうでもいい)
このジェスロ・タルの動画をいろいろ検索しているうちに、クラシックのプロ・フルート奏者がイアン・アンダーソンのプレイを分析する、という動画に出会いました。
ヘリーネさんというフルート奏者・先生のチャンネルです。
もっとクソミソにやっつけているだろう、と予想していましたが、意外に反応はソフトでした。
「サウンドは良いとは言えないけれど、見るべきものがある」
他の動画では、フルートをブンブン振り回しているのを見て「フルートがかわいそう」と言っていたり、「吹き始めて一年にしては」と言っていたりしています。
イアン・アンダーソンのWikipediaのページを見ると、同じくフルートを習い始めた娘さんにフィンガリングの間違いを指摘されて直した、というようなことが書いてあります。
てっきり、子供の頃から演奏していたのだと思い込んでいました。
よく見ると、ヘリーネさんが何度も"Pinky"と指摘してしているように、確かに小指があまりうまく使えていないように見えます。
「ブーレ」の動画は、ヘリーネさんが紹介しているものより、こちらが好きです。
www.youtube.com
いや~メチャメチャかっこいいです。
若い頃のバイアスは掛かっていると思いますが。
フルートもいいなあ~(一年でこれくらい吹けるようになるなら)