米国のプロ・アスリートたちの問題への取り組み
米国でもようやく野球が開幕し、バスケットボールも間もなく再開する予定です。
プロ野球リーグ・MLBでは7年ぶりに登板して勝利を上げたロッキーズのダニエル・バード投手が話題になっていました。
元々コントロールが良かったピッチャーでしたが、2011年に突然ストライクが入らなくなり、引退を余儀なくされました。
メンタルコーチとして他の投手を指導しているうちに投げられるようになっていたようですが、
訓練が必要で、たくさんの意図的な取り組みが必要だった。
と語っています。
www.mlb.com(こちらのサイトでインタビューの動画がご覧いただけます。)
ピアニストがピアノの前に座ると突然指が動かなくなる、フォーカル・ジストニアと原理は一緒でしょう。
小さい頃から特に苦労することなくできていたことが突然できなくなる、という恐怖は想像を超えるものがあります。
「意図的な取り組み」がどんなものだったかはわかりませんが、数多くのプログラムがあることでしょう。
アレクサンダー・テクニークかもしれません。
野球の国際大会で、米国チームにアレクサンダー・テクニークの教師が帯同したことがある、と聞いたことがあります。
バスケットボールの選手も、苦手克服のために「スポーツ心理学者」の意見を参考にしている例がありました。
6メートルの距離から打つ"3ポイント・シュート"が苦手だということです。
身長は2m8cm。身体的には全く問題ないと思います。
(ちなみに私は全力で投げてやっと届くくらいです←聞いてない)
こんな動画もアップされていました。
掲示板ではからかわれていましたが、このワークも3ポイント・ショットという苦手を克服するためのものかもしれません。
普通の選手にはあまり必要がないように思えるからです。
個人的にはアレクサンダー・テクニークをオススメしたいですけどね~
身体能力の塊のようなアスリートがレッスンを受けている姿はあまり想像できないですが。