アレクサンダー・テクニークとスピリチュアル
最近マイケル・J・ローズの著作を中心に、スピリチュアル関連の本をよく読んでいますが、驚くほどアレクサンダー・テクニークと同じ考え方が出てきます。
「身体と心は分けられない」と言われていても、どうしても身体のほうに比重が置かれがちでしたが、バランスを整えるかのように心のほうに目を向けさせられています。
私のスピリチュアルな世界との最初の出会いは、仏陀の教えでしょうか。
仏教を信仰しているわけではありませんが、そのユニークな考え方に感銘を受けました。
岩波文庫の「ブッダのことば」や、スマナサーラ長老の著作をなぜ読み始めたのかは、もう覚えていません。
そうとう煮詰まっていたのでしょうね・・・。
この後、アレクサンダー・テクニークのレッスンを継続的に受けるようになって、グレン・パーク著の「アレクサンダー・テクニークによる変容の術」を読みました。
最初に古本の洋書がお値打ち価格で出品されていたのを購入して、「面白い!でもこれは英語では、私には無理」と急いで日本語版(古本)を購入した記憶があります。
The Art of Changing : A New Approach to the Alexander Technique / Glen Park
https://www.amazon.co.jp/dp/1853980005/
アレクサンダー・テクニークによる変容の術 / グレン パーク (著)、片桐 ユズル、小山千栄 (訳)
https://www.amazon.co.jp/dp/4883850072/
前半はアレクサンダー・テクニークの概要、後半はスピリチュアルな変化のためにテクニークをどう使っていくか、が書かれています。
日本語でもやはり後半の内容はよくわからないです・・・
今でも付箋がペタペタと貼られていますが。
前半はアレクサンダー・テクニークの入門書として、とても優れていると思います。
そして2019年末に、エネルギー・ヒーリングの「クォンタム・タッチ」に出会いました。
ヒーリングの手法もスピリチュアルな面はありますが、創始者のリチャード・ゴードンは飛躍的に変化し、最新作"The Secret Nature of Matter"では単なるヒーリングでなく、完全にスピリチュアルな域に達していると思います。
The Secret Nature of Matter / Richard Gordon
https://www.amazon.co.jp/dp/1623171482/
2020年に入り、「クォンタム・タッチ」の講習会で出会ったのが、マイケル・J・ローズ氏の著作です。
その後、古本でも何冊か買い、読み返しています。
アレクサンダー・テクニークとスピリチュアルの共通点は何でしょう。
まず思い浮かぶ印象が、両者とも世間一般の常識とはかけ離れていて、どちらかというと普通の考えとは真逆だ、という点で共通している、です。
敵の敵は味方、みたいな。
これから少しずつ、テーマを絞って考察していければ良いなあ、と思っています。