少年野球の指導動画を見て思ったこと
何本か、プロのコーチが少年たちに野球を指導している動画を見ました。
いや、少年たちに野球で勝ちたいわけではありません。
かないっこないです。
しかしちょっぴり、自分も上手くなりたい、というのはあります。ええ。
でも「オジサン、上手いね」と言われたいとか、そういうのはないですよ。ええ。ないです!
それはともかく・・・
コーチの周りを少年たちが取り囲んで、熱心に聞いているのですが、やはり指導は「こうするように」「これはダメ」というスタイルです。
もちろんそうでないコーチも、中にはいるかもしれません。
しかし、基本的には受け継がれていくものでしょう。
自分が教わったスタイルで、教えていくものです。
指導内容はとても良かったですが、ふつふつと疑問がわきました。
少年たちに「人間とは、脊椎動物である」とか「腕は胸から始まってる」とか、基本的な人間の構造を教える、という方向は無理があるのだろうか、と。
やはり難しいかな~
投げる時の腕の使い方を細かくハウトゥーで教えて、それが理にかなっていることでも、惜しいかな、野球以外でその理を応用するのはかなり難易度が高い、と思われます。
それなら最初から人間の構造を教えた方が、野球以外のことにも役に立つのではないか、と思ったのです。
しかし、厳しいでしょうか・・・
「では、具体的にどうすればいいの?」と聞いてくるでしょう。
実際に、お金をいただいて、持って帰って再現してもらうには、わかりやすいハウトゥーが喜ばれるでしょう。
「鳥も脊椎動物です。鳥のように投げてみましょう!」ではねえ・・・
百人に一人くらいは、伝わるかもしれませんが。
とはいえやはり、野球の球を速く投げることが、ドッヂボールも速く投げられることに繋がってほしい、と願はずにはいられません。