ラン・ランのゴルトベルク変奏曲
ラン・ランさんのバッハ:ゴルトベルク変奏曲の録音が発売されて、北京でのインタビューと演奏の動画がアップロードされていました。
寝ぐせじゃないですよ。ええ。間違いなく、寝ぐせではありません。
寝ぐせはともかく・・・
初めてのバッハの録音の録音でしょう。
良くも悪くも「ランラン的」な演奏のように思います。
好きでない人もいるでしょう。
「音楽には様式というものがあってだな」云々・・・
こちらの記事で、10歳の時にもう「ゴルトベルク変奏曲」を弾いていた、と書かれています。
ウィキペディアには3歳から指導を受けて、5歳でリサイタルを開いた、とあります。
5歳でリサイタルも、7歳でゴルトベルクもあまり実感がわきません。
話は違いますが、将棋を題材にしたコミック「3月のライオン」にこんなセリフがあります。
アマチュア時代をほぼすっ飛ばしてプロになった才能のかたまり
中学生でプロの将棋の棋士になった主人公のことをこう称しています。
ラン・ランさんもきっとそうでしょう。
私がこれまでの人生でやってきたことは、たぶん数か月で経過してしまったのではないでしょうか。
ということはラン・ランさんの年齢で言えば、私はまだ3歳数か月、というところです。
ゆっくりですけど、それはそれで楽しいです。