テレビでメナヘム・プレスラーのライブを鑑賞

ボザール・トリオのメンバーだったと思い出すのに、しばらく時間が掛かりました。

ソロの演奏を聴くのは、たぶん初めてでしょう。

 

NHK 番組表 | クラシック倶楽部 メナヘム・プレスラー ピアノ・リサイタル | 待望の来日公演!90歳でベルリン・フィルにソリストデビューを果たし、ますます精力的な活動を展開するプレスラー。2017年秋に行われた日本での演奏会をお送りする。

 

御年93才。まだまだお元気そうでした。

血色も良くて、年輪の刻まれた顔はついアップにしたくなる気持ちもわかります。

別に、鼻毛は気になりませんでした。

ええ、かなり長かったですが、気になりませんでしたよ。

 

演奏もうたい文句の「繊細な」というより、「自由な」感じで素晴らしかったと思います。

指揮者は「指揮台に飛んで上るようではダメ」という言葉を聞いたことがありますが、ピアノも袖からスタスタ歩いてくるようでは、まだまだ若造なのかもしれません。


手も含めて腕全体が長くて柔らかい印象でした。

当たり前かもしれませんが。

指も長く使っていました。

あと、左手の小指だけを使うときに、親指を少し上げてヒジの回転(回外)を使っているようでした。

早速、自分でも採用してみます。

 

別に聴いたフォーレ舟歌第6番の録音もよくて、弾いてみたくなりました。

レパートリーが増えそうで、うれしいです。