テレビでメナヘム・プレスラーのライブを鑑賞
ボザール・トリオのメンバーだったと思い出すのに、しばらく時間が掛かりました。
ソロの演奏を聴くのは、たぶん初めてでしょう。
御年93才。まだまだお元気そうでした。
血色も良くて、年輪の刻まれた顔はついアップにしたくなる気持ちもわかります。
別に、鼻毛は気になりませんでした。
ええ、かなり長かったですが、気になりませんでしたよ。
演奏もうたい文句の「繊細な」というより、「自由な」感じで素晴らしかったと思います。
指揮者は「指揮台に飛んで上るようではダメ」という言葉を聞いたことがありますが、ピアノも袖からスタスタ歩いてくるようでは、まだまだ若造なのかもしれません。
手も含めて腕全体が長くて柔らかい印象でした。
当たり前かもしれませんが。
指も長く使っていました。
あと、左手の小指だけを使うときに、親指を少し上げてヒジの回転(回外)を使っているようでした。
早速、自分でも採用してみます。
別に聴いたフォーレの舟歌第6番の録音もよくて、弾いてみたくなりました。
レパートリーが増えそうで、うれしいです。