空気の出入り(呼吸)を伴った動き

メジャーリーグロサンジェルス・エンジェルスの大谷翔平選手が、ケガの影響もあってか、今のところあまり調子が良くないようです。

7月26日の登板では、アウトを1つも取れずに降板しました。

www.youtube.com

特に投手として、大谷選手が不調になるといつも思い出す書籍があります。

 

 勝者の呼吸法 / 森本貴善、大貫崇著(ワニブックスPLUS新書)


著者の森本貴善さんは日米のアスリートのパーソナル・トレーナーを務めています。

呼吸についてのさまざまな情報と、巻末には実際のトレーニングが紹介されています。


この本の中で、2015年にまだ日本でプレーをしていた大谷選手が投げるところを実際に見た際に、「一つ欠けている点」として

お腹を開放する動きと呼吸の連動

(第一章 スーパー・アスリートは呼吸の大切さを知っている より)

を挙げています。


私が映像を見てもよくわからないのですが、彼がひどく打ち込まれると、この「動きと呼吸の連動」という考えが、いつも浮かび上がってきます。


残念ながら、自分も連動していないです。

何かをやる時に、息を止めてやっていることが多いです。

きっとセットになってしまっているのでしょう。


幸い、呼吸を「空気の出入り」と考えるようになって、ピアノの演奏する際は少し観察するようになりました。

これがまず第一歩でしょう。


試しに、この本で紹介されているエクササイズをやってみようかな、と思います。

購入した時にやったとは思うのですが、今やればまた違うでしょう。


この本だったか忘れてしまいましたが、「呼吸が伴った動きは美しい」という文章もあったと思います。

確かに名歌手や管楽器の名演奏家は、動きが美しいように思います。

 

yasuoalexander.hatenablog.com