「つま先の上に乗る」というプロシージャ
"プロシージャ"というのは、アレクサンダー・テクニークのレッスンで用いられる一連の手順のことです。
「モンキー」とか「椅子の背に手を置く」などが有名なところでしょうか。
FMアレクサンダーに指導を受けた、いわゆる第一世代の教師たちの本は好んで読んでいますが、この「つま先の上に乗る」というプロシージャについて書かれているのは、知っている限りではマージョリー・バーロウさんの著作のみだと思います。
簡単に言えば、つま先立ちになる、ということでしょう。
ただ、アレクサンダー・テクニークですから、その過程が大切です。
教師がソフトに前に押して、それに対して抵抗すると自然と身体全体が上に行く、という手順のようです。
こちらのページにウォルター・キャリントンさんが指導している画像がありました。
Going up on Toes | Mouritz ORG
パーキンソン病の人にレッスンしている動画もありました。
www.youtube.com
普通につま先立ちしただけで、背中が変わるような気がします。
でも、こっそりやれるのは、エスカレーターに乗っている時くらいかな~
細かく言えば、歩く時一歩ずつやっているはず、ということなのでしょうが。
我流でもこれだけ変わるのなら、レッスンで受けてみたくなります。