テイサム・ヒル(アメフト選手)「コントロールできるのはどう反応するか、だけ」

またまたアメフトの話題です。

苦手な方には申し訳ありません。

何度も登場しているアルヴィン・カマーラ選手のチームメートで、控えクォーターバック(パスを投げたりする司令塔)のテイサム・ヒル選手がこんなツイートをしていました。

 

 

We can't control what life brings, we can only control how we respond to it.

Google翻訳

私たちは人生がもたらすものを制御することはできません、私たちはそれにどのように反応するかを制御することしかできません


とてもアレクサンダー・テクニーク的な発言だと思いました。

言われれば、そうですね、と思いますが、なかなか実生活では行動としてできない事柄の一つです。

アレクサンダー・テクニークはどう反応するかを学ぶテクニック、とも言えます。


ヒル選手はクォーターバックとしてだけでなく、場面に応じてランニングバック(ボールを渡されて走る)やワイドレシーバー(パスをキャッチする)としても登場するジョーカー的な存在で、相手チームを惑わせることのできる選手でした。

ところが先週、正クォーターバックのドリュー・ブリーズ選手が負傷して、今週は本来のクォーターバックとして登場しました。

結果は期待以上で、チームも勝利しています。


分業が進んでいるアメフトの中で、"Mr.Do It All"とあだ名されるほど、様々な役割をこなしていくうちに、発言のような考えを持つに至ったのでしょう。


思ったのは、優れた能力を持っている人は教わらなくても、自然と大切なことを学んでいく人なのかもしれない、ということです。

逆に言うと、そういう能力がないと、トップの中のトップになれない、とも言えるのかもしれません。


「私はそういうことを、アレクサンダー・テクニークのレッスンを受けて学んだ」とか、そういう発言がないか、動画を全部見ましたが、ありませんでした。残念。

というか、動画は2年前に投稿されたもので、ツイートそのままの発言はなかったように思います。

たとえレッスンを受けていたとしても言わないでしょうし、言ったからどうというものでもないですが。

個人的にうれしいというだけで。


ちなみに、テイサム・ヒル選手は2020年に、2年約21億円の契約を結んでいます。

 

www.youtube.com

 

yasuoalexander.hatenablog.com