将棋の対局をアレクサンダー的に観戦
にわか疑惑のある「趣味:将棋」です。
昨日は叡王戦第9局が指され、本日は王将戦挑戦者決定リーグ、藤井聡太二冠(王位、棋聖)対羽生善治九段戦が、CS囲碁将棋チャンネルで中継されていました。
藤井聡太二冠VS羽生善治九段 第70期王将戦挑戦者決定リーグ|棋戦トピックス|日本将棋連盟
もちろん、ただ見ているだけではなく、アレクサンダー・テクニークの観点からも見てみました。時折ですけど。
藤井二冠はだいぶ身体が大きくなった印象です。
それでも身体の変化にうまく対応できているように見受けられます。
後半、情勢が良くないことが如実に伝わってきました。
まだ若いですし、その辺は仕方がないでしょうか。
羽生九段(今は名人ではありません)は昔から変わらない印象です。
時折、立ち上がって退出しているところが映りましたが、少し年輪を感じました。
平成の将棋界は「羽生に始まり、羽生に終わる」でした。
令和になってもまだ第一線なのは、ただただ凄いです。
首が頭にめり込んでいないのが良いと思います。
times.abema.tv(画像の右側が渡辺名人(三冠))
私見ですが、渡辺名人が背筋を伸ばして腕を組んでいる時は、たいてい形勢が芳しくない時です。
座ったまま、仁王立ちの雰囲気。
「良くない手を指したら逆転するから」と無言の圧力を掛けている感じで、かっこいいです。
肝心の対局は、羽生九段が藤井二冠の少し無理めの攻めをかわし勝利しました。
羽生九段、藤井2冠に勝利!「始まったばかり。これから」王将戦挑戦者決定L開幕戦― スポニチ Sponichi Annex 芸能
王将戦スポンサーのスポニチさん的には「藤井二冠、羽生九段に四連勝!」の見出しが希望だったと思いますが。