野球で観察力を高めるトレーニング

アレクサンダー・テクニークの教師は観察力が鋭いです。

FMアレクサンダーも「心で命じたことは、必ず身体に現れる」と言っていました。

なので、趣味の野球観戦を、観察力向上のトレーニングの一環として活用しています。


投手は捕手とサインを交換して球種を決めます。

基本的には、球種ごとにボールをどう握るかは変わります。

投手はいくら隠そうとしても、身体は何の球種を投げるかを知っているはずです。

ならば、どの球種を投げるのか、見抜けるのではないか?ということです。

 

 

米大リーグ、シカゴ・カブス所属のダルビッシュ有投手はいかがですか。

わかりますか?

私は今のところ、わかりません。

欲を言えば、球種を決めてから投げ始めるまで、もう少し見せてほしいです。


以前、野村克也監督がテレビで、大リーグ通算365勝したロジャー・クレメンスの映像を見た時に、

「これはわかりにくい」と

ボソッとつぶやいたことを覚えています。

優秀な投手ほど見分けにくいのだろう、と予測しています。


自慢ですが、わかったケースもありました。

速球を投げる時に、ほんのちょっとしたクセがあったのです。

そうしたらベンチからトコトコとコーチが出てきて、何やらアドバイス

その後、全くわからなくなりました。

まあ、私が見えていることくらい、プロのコーチには一目瞭然なのでしょう。


ダルビッシュ投手はどの球種も打ちづらそうです。

スライダーは何種類もある、と語っていました。

今はスマホの野球ゲームに夢中なようですが、ゲームでもうまいという噂です。