好きなピアニスト Vol.1~イグナツ・フリードマン

勝手に師匠にしているピアニストの一人です。


キーシンやツィマーマンといった現在活躍するピアニストも好きですが、戦前のピアニストの録音をよく聴きます。

音が古いと良い演奏に聞こえてしまう、という病気かもしれません。


フリードマンは1882年に生まれたポーランド出身のピアニスト。

出会いはマーラー交響曲第3番第2楽章「メヌエット」のピアノ・トランスクリプションでした。

 

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ピアノ編曲版があるのは知っていましたが、偶然楽譜を手に入れて、その魅力に圧倒されました。
何というか、はじけているのです。

 

https://imslp.org/wiki/Symphony_No.3_(Mahler%2C_Gustav)

 

動画のジェフリー・スワンさんも超絶テクニックですが、師匠が弾いたらこんなものではないでしょう。あ~聴いてみたい!


録音では、ベートーヴェン『月光ソナタ』などもよいですが、小品、特にショパン『練習曲』のはじけ方が凄まじいです。

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こんな風に弾く人は、たぶん他にいないと思います。

というか、こういう曲ではないのでは?

ショパンに怒られそう・・・


ピアノを弾いている、というより、たぶんピアノで遊んでます。

ピアノを弾く、ということから自由だ、と言えるかもしれません。

ジャズのピアニストの方向性に近いのかも。


誰のように弾きたいか?と問われたら、迷わず「フリードマンのように」と答えます。

 

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